150系プラドのカスタムは見た目も走破性も妥協なし!車検OKのおすすめパーツ11商品を紹介

カスタム

トヨタが2023年まで製造・販売していた「ランドクルーザープラド」は、無印ランドクルーザーの弟分にあたる本格派クロカンSUV。高い走破性はそのまま乗用車ライクな快適性も兼ね備えており、今なお高い人気を誇っています。

当記事ではそんなプラドのうち、2009年から2023年まで生産された4代目・150系プラドのカスタムを徹底解説!カスタムの方法からおすすめパーツ11商品までをお伝えしていきます。

150系プラドのカスタム手法と注意点

まずは、150系プラドで人気のカスタムメニューについて、その手法と注意点をご紹介していきます。

ホイール

「ホイール交換」は、モデル問わず人気の高いカスタムメニューです。ホイールを純正品から社外品に変えるだけで、手軽にイメチェンが狙えます。

150系プラドもその例に漏れず、社外ホイールへの換装が大人気!売れ筋のモデルだけあって、デザイン製に優れたものから競技志向のものまで様々な社外ホイールが選べます。

そんな150系プラドのホイール交換で気をつけたいのはサイズ選び。こちらを間違えると「リム径が大きすぎてボディに干渉する」「リムの上端がフェンダーからはみ出て車検に落ちる」などなど、せっかくのカスタムが失敗に終わってしまいます。

では、どんなサイズのホイールを選べば良いのかというと……

  • 車検を通すのに必須の要素
    • ボルト穴数が6つ
    • P.C.D.が139.7mm
    • ハブ径が106mm以上
    • アルミホイールの場合、JWLとVIAの打刻
  • 推奨の要素
    • リム径が17〜18インチ前後(最大の事例は22インチ
    • リム幅が7.5インチ前後
    • インセットが25mm前後

以上のとおりです。ホイールのリム径・リム幅・フランジ形状が変わる場合は、後述のタイヤ交換も済ませてしまいましょう。

参考記事:common_tire_landcruiserprado_132

タイヤ

本格派クロカンSUVの150系プラドでは、「タイヤ交換」も定番のカスタムメニュー。下表に示すオフロードタイヤへの換装で、150系プラドの悪路走破性が最大限に引き出せるはずです。

オフロードタイヤの種類長所短所おすすめのユーザー層
M/Tタイヤ(マッドテレーンタイヤ)・オフロードでの走行性能がピカイチ
・耐久性も抜群
・デザイン性◎
・ロードノイズが大きい
・乗り心地が悪化する
・燃費性能も悪化する
・オフロード走行を全力で楽しみたい方
・釣りやキャンプで、頻繁に未舗装路を走る方
A/Tタイヤ(オールテレーンタイヤ)・オフロードからオンロードまで卒なく走れる
・デザイン性◯
・燃費性能が△・比較的、オフロードを走る機会が多い方
H/Tタイヤ(ハイウェイテレーンタイヤ)・路面との抵抗が抑えられていて、燃費性能に優れる
・乗り心地・操縦性も◯
・オフロードでの走行性能は純正品とほぼ変わらない・街乗りメインの方

そんなタイヤ交換についても、サイズ選びが肝要。「実速度とメーター表示が約10km/h以上ズレて車検に落ちる」などなど落とし穴がありますので、下記を目安にタイヤを選びましょう。

  • ホイールに収まる断面幅のものを選ぶ
  • ロードインデックス(LI)は純正品の最大値112以上で選ぶ
  • 外径を大きくしすぎない
    • 「TZ-G / TZ」グレードの純正タイヤ外径
      →純正タイヤの厚みは扁平率60%×幅265mm÷100=159mm
      →純正タイヤの外径はホイール径457.2mm+タイヤ厚159mm×2=775.2mm
    • 「TX Lパッケージ / TX」グレードの純正タイヤ外径
      →純正タイヤの厚みは扁平率65%×幅265mm÷100=172.25mm
      →純正タイヤの外径はホイール径431.8mm+タイヤ厚172.25mm×2=776.3mm

参考記事:common_tire_landcruiserprado_132

リフトアップ

150系プラドの足回りをいじって車高を上げる「リフトアップ」は、カスタム上級者に人気のメニュー。見た目のカッコよさ・迫力が増すのはもちろんのこと、車体下腹部から路面までの距離を稼ぐことでさらなる悪路走破性UPも狙えます。

そんな150系プラドのリフトアップについては、下記3種類の方法から選べます。

リフトアップの手法詳細
スプリング交換のみ安くで加工できる。指定部品のため40mm以上のUPでも構造変更不要。
スプリング&ダンパー交換乗り心地の変化が抑えられる。指定部品のため40mm以上のUPでも構造変更不要。
ボディリフトラダーフレームとボディの間にブロックを挟んで車高を上げる。ブロックが40mm以上の場合、要構造変更。

なお、リフトアップ時の注意点は下記のとおりです。

・ヘッドライトの地上高は1.2m以内に収める
・リアバンパー下端の地上高が550mm超の場合「突入防止装置」を装着する(2021年9月〜の150系プラドが対象)

その他パーツ

150系プラドでは「その他外装パーツの取り付け」も行われます。特に、下記の「指定部品」は構造変更なしで取り付け可。カスタム初心者の方にもおすすめです。

  • 各種エアロ
  • シールド
  • ルーフラック類
  • バンパーガード
  • 灯火器類
  • 牽引フック
  • ウインチ
  • ラダー
  • マフラー

次項からは、150系プラドに適合するカスタムパーツを合計11商品厳選してお届けしていきます!

参考記事:自技 第 2 3 5 号 平成 7 年 11 月 16 日 「自動車部品を装着した場合の構造等変更検査時

150系プラドにおすすめのカスタムホイール6選

ここからは150系プラドにおすすめのカスタムパーツをご紹介していきます。まずは、プラドに適合する社外ホイール厳選6商品から詳しくみていきましょう!

RAYS「TEAM DAYTONA M8」

引用:https://www.rayswheels.co.jp/products/brand/detail/16

F1やル・マン等で競技用のホイールを手がけてきた実力派のRAYSからは、オフロード志向のメッシュホイール「TEAM DAYTONA M8」が登場!こちらはビードロック風のリム×メッシュデザインのスポークが、150系プラドの足回りをワイルドかつ華やかに彩ってくれます。

品質も国内・自社工場での製造を徹底するRAYSなので、ピカイチ。カスタムのスタイル問わず、超おすすめです!

TEAM DAYTONA M8
価格61,600〜85,800円(税込)
リム径×幅(インチ)・17×8.5
・20×9
インセット(mm)・17×8.5:10 / 0
・20×9:18 / 10
穴数6
P.C.D.(mm)139.7
ハブ径106.1
カラー・マットブラック
・ダークブロンズ
材質アルミ(鋳造・1ピース)
規格JWL&JWL-T&VIA
付属品・センターキャップ
・アルミエアバルブ
オプションN/A

4×4 Engineering「BRADLEY V」

引用:https://www.4x4es.co.jp/gallery/43212/

「BRADLEY V」は、パリ・ダカール・ラリー出場車両にパーツを提供してきた老舗の4×4 Engineeringが送る競技志向のオフロードホイールです。こちらは、至る所にラリーを意識した工夫がなされていて……

  • 1ピース構造:耐久性UP
  • シンプルな5本スポーク:泥詰まり防止
  • 「ローレット加工」入りのビードシート:タイヤの空転防止

などなど、各ディティールに意味があります。150系プラドでオフロードをガンガン攻めたい方は、コレ一択です!

BRADLEY V
価格57,200〜63,800円(税込)
リム径×幅(インチ)・17×8.0J
・18×8.5J
インセット(mm)・20
・30
穴数6
P.C.D.(mm)139.7
ハブ径110
カラー【共通】
・ガンメタリック
・スーパーブラック
【17インチ】
・マットガンメタリック
・マットブロンズ
・マットブラック
・パールホワイト
【18インチ】
・ブライトシルバー
・パールホワイト
材質アルミ(鋳造・1ピース)
規格JWL&JWL-T&VIA
付属品アルミエアーバルブ
オプション・各種センターキャップ
・各種エアバルブ
・各種ラグナット
・各種ホイールナット

4×4 Engineering「Air/G Massive」

引用:https://www.4x4es.co.jp/gallery/ランドクルーザープラド150-8/

同じく4×4 Engineeringからは、8個のホールと奥行きのあるディッシュがインパクト抜群な「Air/G Massive」も登場しています。こちらも機能面・デザイン面ともに◎で、150系プラドを垢抜けさせてくれること間違いなしです。

Air/G Massive
価格57,750〜60,500円(税込)
リム径×幅(インチ)17×8.0J
インセット(mm)20
穴数6
P.C.D.(mm)139.7
ハブ径106.1
カラー・マットブラック
・マットブラックブラッシュド
・ゴーストエディション
材質アルミ(鋳造・1ピース)
規格JWL&JWL-T&VIA
付属品・センターキャップ
・エアーバルブ
(ゴーストエディションは2色のセンターキャップオーナメントが付属)
オプション・センターキャップ
・エアバルブ
・飾りビス

DELTA FORCE「OVAL」

オフロードホイールの定番・DELTA FORCE「OVAL」では、150系プラド用のサイズもラインナップされています。こちらは、ビードロック風のデザインとセンターキャップ&ディスクの色合わせが絶妙。ディティールで差をつけたいこだわり派におすすめの逸品です。

OVAL
価格58,300〜62,700円(税込)
リム径×幅(インチ)17×8.0J
インセット(mm)20
穴数6
P.C.D.(mm)139.7
ハブ径106.2
カラー・MAT BLACK
・MAT SMOKE POLISH
・BLACK MACHINING
材質アルミ(鋳造・1ピース)
規格JWL&JWL-T&VIA
付属品・センターキャップ
・鉄製バルブ
・センターキャップオーナメント4色セット
(シルバー / オレンジ / カーキ / サンドベージュ)
オプションN/A

WEDS「MUD VANCE X」

引用:https://www.weds.co.jp/weds_adventure/mudvancex_type_f/

日本初のカスタムホイールを送り出した老舗・WEDSからは、内外2層のスポークをもつ「MUD VANCE X typeF」が登場しています。こちらは艶消し塗装の「フルマットブラック」orザラザラ塗装の「フリントブロンズ」が選べて、質感がGOOD!150系プラドの足元を控えめに飾る、いぶし銀なホイールです。

MUD VANCE X
価格48,950〜50,050円(税込)
リム径×幅(インチ)17×8.0J
インセット(mm)20
穴数6
P.C.D.(mm)139.7
ハブ径106
カラー・フルマットブラック
・フリントブロンズ
材質アルミ(鋳造・1ピース)
規格JWL&JWL-T&VIA
付属品・センターキャップ
・エアバルブ
オプションN/A

KMC「DIRTY HARRY」

引用:https://www.kmcwheels.com/kmc-dirty-harry

「DIRTY HARRY」は、1982年からオフロードホイールを手がけてきたアメリカの老舗・KMCが送るアメ車感たっぷりな逸品。リボルバーを模したディスクとビードロック風のリムが、150系プラドをド派手に彩ってくれるでしょう。

さらに後述するバグガードやグリルガードと合わせると、アメリカ本国風のカスタム(USDM)が完成します!

DIRTY HARRY
価格ASK円(税込)
リム径×幅(インチ)・17×8.5
・17×9
・18×8.5
インセット(mm)・17×8.5:0 / 18
・17×9:-12
・18×8.5:18
穴数6
P.C.D.(mm)139.7
ハブ径106.1
カラー・テクスチャードブラック
・マットブロンズ
・サテングレー
材質アルミ(鋳造・1ピース)
規格JWL&JWL-T&VIA
付属品N/A
オプションN/A

150系プラドにおすすめのその他カスタムパーツ5選

続いては、150系プラドの外観をガラッと変えてくれるその他カスタムパーツ厳選5商品をお届けします。以下、リフトアップ用のパーツからご覧あれ!

JAOS「BATTLEZ リフトアップセット VFCA ver.A(40)」

引用:https://www.jaos.co.jp/product/A733066B/2164.html

国内オフロードカスタムの名門・JAOSからは、150系プラドの車高を構造変更なしで40mmUPできる「BATTLEZ リフトアップセット VFCA ver.A(40)」が登場!こちらは2.8Lディーゼル車または4.0Lガソリン車に適合していて……

  • 腐食・ヘタリに強いチタン合金製のコイルスプリング
  • 路面に適した硬さが出せるハーモフレック機構の前後ダンパー(14段階の減衰力調整が可能)
  • 車高調整機能付のフロントダンパー

以上のとおり、こだわりのパーツが盛り込まれています。

さらにさらに、別売りで2.7Lガソリン車に適合するキットも用意されていますので、全150系プラドオーナーの方におすすめです。

BATTLEZ リフトアップセット VFCA ver.A(40)
価格161,700円(税込)
内容・フロントコイルスプリング
・リヤコイルスプリング
・車高調整式フロントダンパー
・リヤダンパー
・車高調整用レンチ

JAOS「フロントスキッドバー ブラック/ブラスト プラド 150系」

引用:https://www.jaos.co.jp/product/B150067C/2517.html

同じくJAOSからは、顔周りをワイルドな印象にしてくれるバンパーガード「フロントスキッドバー ブラック/ブラスト プラド 150系」も登場しています。

こちらはステンレス製の本体+粉体塗装で防錆性抜群!150系プラドで泥濘地や雪道を走る機会が多いオーナーにうってつけです。

フロントスキッドバー ブラック/ブラスト プラド 150系
価格74,800円(税込)
内容・バー
・プレート
・ブラケット
・ランプブラケット

GI★GEAR「ジェイソン フロント グリルガード バンパーガード(組立式)」

引用:https://dolonco.co.jp/offroad/products/detail/60333

GI★GEARの「ジェイソン フロント グリルガード バンパーガード(組立式)」は、なんとヘッドライトまで覆うタイプの150系プラド専用グリルガード。こちらはUSDMにマッチしてくれそうです。

ジェイソン フロント グリルガード バンパーガード(組立式)
価格99,000円(税込)
内容バンパーガード一式

airplex「プラド 150 後期 バグガード」

引用:https://ld-frame.shop/products/bg584dbw

ニュージーランドの老舗・airplexが送る「プラド 150 後期 バグガード」は下記のとおり、機能性・品質・デザインの三拍子揃った逸品です。

  • 気流の力で、虫 / 雨 / 雪 / 飛び石 / 汚れから…etc.フロントガラスを防護
  • アクリル・メタクリル樹脂により「ガラス比で10〜16倍の強度」と「約20年もの耐用年数」を実現
  • デザインのアクセントとしても優秀

さらに、DIYでの取り付けが可能で、純正センサー類の調整や穴あけは一切不要です。こちらも150系プラドのUSDMで活躍すること間違いなしでしょう!

プラド 150 後期 バグガード
価格17,400円(税込)
内容バグガード一式
(色はスモーク or マットブラック)

BF Goodrich「ALL TERRAIN T/A KO2」

引用:https://www.bfgoodrichtires.co.jp/auto/tyres/all-terrain-t-a-ko2

BF Goodrichの「ALL TERRAIN T/A KO2」は、オフロードもオンロードも卒なく走れるA/Tタイヤ。下記のとおり、路面を選ばぬ機能性を誇ります。

  • 雨天時に強い深めの溝「フルデプス・3Ⅾ ロッキングサイプ」
  • 全サイズ耐久性抜群の「ライトトラック規格 / LT」
  • 泥道から冬用タイヤ規制の高速道路まで対応できる「M+S & スノーフレークマーク」

さらに、デザイン面もホワイトレターが選べてGOOD!150系プラドでオフロード系カスタムを楽しみたい方全般に超おすすめです。

ALL TERRAIN T/A KO2
価格N/A円(税込)
内容タイヤ一式

カスタムで150系プラドの見た目&走破性UPを狙おう

当記事では、トヨタが誇る本格派クロカン「ランドクルーザープラド150系」のカスタムについてお届けしました。今回ご紹介した11種のおすすめパーツ以外にも、まだまだ150系プラド用のカスタムパーツが登場しています。気になった方はぜひぜひ、当記事での注意点を踏まえて、しっくりくるパーツを探してみてください!

カスタム

クルマ好きの万年金欠ライター。コストをかけないクルマの楽しみ方をお伝えしていく所存です。

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