ホンダが1991年から1996年まで製造・販売していた「ビート」は走りにこだわっだ軽オープンカー。ミッドシップ・リアドライブ(MR)方式に加え、4輪全てに制動力抜群のディスクブレーキと軽量なストラット式サスペンションが採用された本格派スポーツカーで、今なお根強い人気を誇ります。
当記事では、そんなビートでおすすめのホイール&パーツを計11点ピックアップ!カスタム時の注意点とあわせてお届けします。「見た目も走りも妥協したくない!」方は必読です。
- ビートにおすすめのカスタムパーツ11選
- 【ホイール】レーシングサービスワタナベ「エイトスポークCV」
- 【ホイール】レーシングサービスワタナベ「エイトスポークF8F」
- 【排気系】RSmach「A07 フルステンレスエキゾーストマニホールド」
- 【マフラー】FUJITSUBO「POWER Getter」
- 【車高調】CUSCO「ストリート」
- 【車高調】BLITZ「DAMPER ZZ-R」
- 【エアロ】HALF WAY「エアロキット」
- 【エアロ】DUCKS GARDEN「ナロー997ビート」
- 【エアロ】DEFT「HONDA BEAT用エアロパーツ D SET」
- 【エアロ】Spiegel「エアロパーツ/ビート」
- 【エアロ】AUTOGIANO「フロントバンパースポイラー type1」
- ビートのカスタムにおける注意点
- 本格派「ビート」は今なお人気でカスタムパーツも豊富!
ビートにおすすめのカスタムパーツ11選
ここからはビートにおすすめのカスタムホイール&その他パーツを11点をご紹介します。まずは、ホイールからどうぞ!
【ホイール】レーシングサービスワタナベ「エイトスポークCV」

カーレース用ホイールの名門・レーシングサービスワタナベからは、ビートのフロントに合うサイズの「エイトスポークCV」が登場!こちらはキャリパークリアランスが大きく取られていて、ビートの強み「ディスクブレーキ」がバッチリ収まります。
エイトスポークCV | |
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価格 | 36,000円(税込) |
リム径×幅(インチ) | 13×5.0 |
インセット(mm) | +35 |
穴数 | 4 |
P.C.D.(mm) | 100 |
ハブ径 | 63 |
カラー | 【標準色】 ・ブラック 【OP色 / +3,000円】 ・ゴールドメタリック/シルバーメタリック ・マグ色 ・レッド ・ホワイト ・ブルー ・イエロー ・ツヤ有ブラック ・ツヤ消ブラック |
材質 | アルミ(鋳造・1ピース) |
規格 | JWL & VIA |
付属品 | N/A |
オプション | ・有償カラー ・リム加工 ・ハブ加工 ・特殊ピッチ |
【ホイール】レーシングサービスワタナベ「エイトスポークF8F」

同じくレーシングサービスワタナベは、ビートのリアに適合するホイール「エイトスポークF8F」もリリースしています。こちらはスチールホイール比で28%の軽量化が実現されており、ビートの旋回性能をUPしてくれることでしょう。
エイトスポークF8F | |
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価格 | 42,000円(税込) |
リム径×幅(インチ) | 14×6.0 |
インセット(mm) | +40 |
穴数 | 4 |
P.C.D.(mm) | 100 |
ハブ径 | 63 |
カラー | 【標準色】 ・ブラック 【OP色 / +3,000円】 ・ゴールドメタリック/シルバーメタリック ・マグ色 ・レッド ・ホワイト ・ブルー ・イエロー ・ツヤ有ブラック ・ツヤ消ブラック |
材質 | アルミ(鋳造・1ピース) |
規格 | JWL & VIA |
付属品 | N/A |
オプション | ・有償カラー ・リム加工 ・ハブ加工 ・特殊ピッチ |
【排気系】RSmach「A07 フルステンレスエキゾーストマニホールド」

「A07 フルステンレスエキゾーストマニホールド」は、ビート愛あふれる奈良のパーツショップ・RSmachの逸品。こちらは純正比でパイプの断面積が大きくなっていて、排気効率(≒燃費&パワー)UPが期待できます。また、錆びに強いフルステンレス製で純正触媒を残しておける車検対応仕様である、というのも魅力です。
A07 フルステンレスエキゾーストマニホールド | |
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価格 | 58,300円(税込) |
内容 | エキゾーストマニホールド |
【マフラー】FUJITSUBO「POWER Getter」

1931年創業の老舗マフラーメーカー・FUJITSUBO(藤壺技研工業株式会社)からは、ビートに適合する大径マフラー「POWER Getter」が登場しています。こちらは排気効率を改善して、最高出力を58.3ps→59.2psに、最大トルクを56.8N・m→57.8N・mにUPしてくれる優れもの。サウンドの迫力もUPするので、装着するだけでその効果が実感できるはずです。
POWER Getter | |
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価格 | 74,800円(税込) |
内容 | マフラー一式 ※焼き色グラデーションのカラーテールはOP |
【車高調】CUSCO「ストリート」

群馬のラリー系パーツブランド・CUSCOの「ストリート」は、ローダウンの度合いが調整できる車高調整式サスペンション(車高調)のシリーズ。こちらはビートに適合する型も登場しています。その魅力は以下のとおりで、快適性・品質にも抜かりがありません。
- リヤの減衰力が14段で調整可(フロントは固定)
- ダンパーのねじ切り部分は「ニッケルクロームメッキ処理」で耐久性抜群
- 1年or10,000kmまでの保証付
ストリート | |
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価格 | 148,500円(税込) |
内容 | 前後車高調一式 |
【車高調】BLITZ「DAMPER ZZ-R」
BLITZ(ブリッツ)の「DAMPER ZZ-R」は、みんカラの「パーツオブザイヤー」で殿堂入りした車高調の傑作。こちらもビートに適合する型が登場していて、以下のとおり高品質です。
- ストローク量を保ったままローダウンができる「全長調整式」(下図右側)
- 減衰力を32段階で細かく調整可
- スプリングは特殊高張力材「SAE9245」採用で耐久性抜群
- シリンダーもシンプルな「単筒式構造」で耐久性抜群
- シリンダーケース部は「STKM13C」材&クロームメッキで強度&耐腐食性◎

DAMPER ZZ-R | |
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価格 | 242,000円(税込) |
内容 | 前後車高調一式 |
【エアロ】HALF WAY「エアロキット」

神戸市西区のパーツショップ・HALF WAYが送るビート用「エアロキット」は以下のとおり、フロントバンパー2種類×リアウイングの有無で計4つのパターンが選択可。自分好みのカスタムが楽しめます。
- フロントバンパー
- タイプ1:純正に近い顔
- タイプ2:グリルが大きく開いたアグレッシブな顔
- サイドステップ
- リアバンパー
- リアウイング(4点キットにのみ付属)
エアロキット | |
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価格 | 3点キット:132,000円(税込) 4点キット:168,300円(税込) |
内容 | 【3点キット】 ・フロントバンパー(タイプ1orタイプ2) ・サイドステップ ・リアバンパー 【4点キット】 ・フロントバンパー(タイプ1orタイプ2) ・サイドステップ ・リアバンパー ・リアウイング |
【エアロ】DUCKS GARDEN「ナロー997ビート」

茨城のDUCKS-GARDENが送る「ナロー997ビート」は、ビートの顔つきを往年のポルシェ風にできる個性派エアロキット。フェンダー以外はボディ加工なしで簡単に取り付けられる優れものとなっています。
ナロー997ビート | |
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価格 | 264,000円(税込) |
内容 | ・フロントバンパー ・左右フロントフェンダー ・ボンネットフード ・ミラーアンダーカバー |
【エアロ】DEFT「HONDA BEAT用エアロパーツ D SET」

DEFTの「HONDA BEAT用エアロパーツ D SET」は、ビートを超アグレッシブな外観にできるエアロキット。「装着時のバタツキなし」「リアディフューザーの小加工で社外マフラーも取り付け可」などなど、細部にまでこだわった逸品です。
HONDA BEAT用エアロパーツ D SET | |
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価格 | 217,800円(税込) |
内容 | ・フロントバンパー ・サイドスカート ・リアバンパー ・フロントリップスポイラー ・リアディフューザー |
【エアロ】Spiegel「エアロパーツ/ビート」

埼玉の軽自動車用パーツメーカー・Spiegelからは、「エアロパーツ/ビート」が登場。こちらは純正のデザインを活かした、一体感のあるフォルムが魅力です。
エアロパーツ/ビート | |
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価格 | 172,600円(税込) |
内容 | ・ベースライン3点セット(フロントバンパースポイラー / サイドステップ / リアアンダースポイラー) ・フロントバンパースポイラー ・サイドステップ ・リアアンダースポイラー ・カーボンインテークサイドダクト(左右1セット) |
【エアロ】AUTOGIANO「フロントバンパースポイラー type1」

AUTOGIANOの「フロントバンパースポイラー type1」は、ビートの顔つきをシャープにしてくれるエアロ。同ブランドのリアバンパースポイラーやサイドステップと合わせることで、統一感のあるルックが完成します。
フロントバンパースポイラー type1 | |
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価格 | 49,500円(税込) |
内容 | フロントバンパースポイラー |
ビートのカスタムにおける注意点
ここからはビートのカスタムにおける注意点をご紹介します。まずはホイールの選び方から、みていきましょう!
ホイール周り
前後でホイールの径・幅が異なるビートでは、社外ホイールのサイズ選びに他のモデル以上の注意が必要。以下のとおり、前後別でマッチするホイールを探さなくてはいけません。
- 前後共通で車検通過に必須の要素
- ボルト穴数が4つ
- P.C.D.が100mm
- ハブ径が60.1mm以上
- アルミホイールの場合、JWLとVIAの打刻
- フロントで推奨の要素
- リム径が13〜14インチ前後
- リム幅が4.5インチ前後
- インセットが+35mm前後
- リアで推奨の要素
- リム径が14〜15インチ前後
- リム幅が5インチ前後
- インセットが+45mm前後

また、ホイールのサイズが純正品から変わる際には、タイヤのサイズ変更も必須です。こちらは以下のようにして、選びましょう。
- ホイールに収まる断面幅のものを選ぶ
- ロードインデックス(LI)は純正品の最大値73以上で選ぶ
- 外径を大きくしすぎない
→フロント純正タイヤの厚みは扁平率65%×幅155mm÷100=100.75mm
フロント純正タイヤの外径はホイール径330.2mm+タイヤ厚100.75mm×2=531.7mm
→リア純正タイヤの厚みは扁平率60%×幅165mm÷100=99mm
リア純正タイヤの外径はホイール径355.6mm+タイヤ厚99mm×2=553.6mm
その他パーツ
ビートにその他社外パーツを取り付ける際には、そのパーツが「指定部品」であるか否かが重要です。以下に挙げるような指定部品は特別な手続きなしで取り付けられますが、それ以外のパーツ(指定外部品)を取り付ける際には構造変更の届出が必要となります。
- 各種エアロ
- 灯火器類
- スプリング&ダンパー(車高調含む)
- マフラー
…etc.
参考記事:自技 第 2 3 5 号 平成 7 年 11 月 16 日 「自動車部品を装着した場合の構造等変更検査時
本格派「ビート」は今なお人気でカスタムパーツも豊富!
当記事ではビートのカスタムパーツを計11点ご紹介しました。軽規格ながらもMRレイアウトで本格的な走りが楽しめるビートは今なお大人気。今回ご紹介したパーツはそんなビートの走りとスタイリングをより高めてくれることでしょう!